◆ 鶏照焼 ◆


鶏照焼
ぽてっとサラダ
小海老のハーブ焼き
出汁巻き
赤板

桜の季節用にもっているテーブルセット
知らぬ間に桜が特急で去ってしまっていました。
特に今年は、逃げるように速かった気がします。
私だけかしら…
娘とひょんなことから、話が広がりました。
少し前から、心のスランプに直面し、
自分自身の問題に向き合わなければならなくて
苦しんでいたそうです。
わたしは、全く気づいていませんでしたので
逆に娘はほっとした様子でした。
問題は解決できないことだけれど、今は少しずつ冷静に
考えることができるようになっただけ少し楽になったようですが
そう、思い出しながらはなしをする間の彼女の表情は、
なにか切ないほど大人のそれで
わたしの胸にはなにか
さびしいような、それなのに頼もしく思う感情もあって
彼女の苦しみや悲しみの圏内にもうこれからは立ち入ることの
できないであろう寂しさや悲しさや切なさや愛おしさやらで
複雑です
今まではわたしに話していた悩み事は
始めて自分だけで向き合っていることが進歩だと
実感しているそうです(悲)
苦しくてしかたがなかったようですが、
逃げずにひとりでむきあうことができたと。
だれでも悩みはあるけれど、感じ方が違えば深さはそれぞれ
が違うことや
力になれなくても悩みは打ち明けてほしいわたしは
彼女が言った
「お母さんに話しても、心配させるだけでふたりにとって
プラスではないから。
お母さんが、わたしの味方になってしまうと、
都合のよい自分は自分のきもちに向き合えなくなるから」
に、何も言えず
わたしの愛の深さに気づかいながらことばを慎重に選び
神妙な娘は、すでにわたしの知りうる娘ではないそちらの方が
真の姿のようで
今ごろ、思い出すとなみだがあふれそうです。
解決はきっとできないだろうという問題は、まだ横たわっているけれど
これから、もっともっともっと
悩むことは出てくるから、体に出る場合もあるので、
それまでには、言ってほしいとは言いましたけれど、
体に出てしまってからでないと限界に立つことは自分でもわからないのではないかと
しかも体の不調が悩みのせいだともわからないかもしれないのでないかと
娘に言われ、
・・・
わたしにできることは娘がいっぱい悩んでも、
それが成長の栄養になって
ほしいと願うことだけ。
傷みがわかるひとに必ずなると確信しています。
わたしの体内で生命を育んだのに、
こうしてこころが巣立つのでしょうか
あなたがもし要らなくても、
そばにいてあなたのこと笑顔にしたいな
いつものくだらない冗談いっぱい抱えて…
お母さんの探しても他には見当たらないたからものは
あなたの見せるしあわせな笑顔だから
デコポン、美味しいですね。
大好きです。
